いつもご覧いただきありがとうございます。
本日のブログは地図に載っていない町、神奈川県「藤野(ふじの)」のご紹介をさせてください。
藤野は東京都(八王子)と山梨県(上野原市)に接する神奈川県の県境の町で、かつて藤野町と呼ばれていましたが平成の大合併により相模原市の一部となった事から現在は地図上から町名が消えております。
そんな藤野と当社の接点は、ご当地の民宿施設「おおだ山荘さん」を3年ほど前から定宿として頻繁にお借りしているご縁から。藤野は我々が鉄道林伐採の業務で日常的に入らせて頂いている中央線・八高線・青梅線の現場に近く、出張班の宿泊拠点として非常に便が良く助かっております。
古民家をワンフロアのフローリングに改装された「おおだ山荘さん」の中はとても広々としており、オーナー様の手入れも行き届いていて、肉体労働で疲れた当社の社員さん達は「とても癒される、落ち着く。」とたいそう気に入ってくれています。裏庭にはバーベキュー設備もあり、たまに皆で集まっては豪快に肉に食らいつきつつ酒を酌み交わしたりしております。
そんな「おおだ山荘さん」のある藤野地区、かつて太平洋戦争末期に戦火を避けた著名な芸術家が多く疎開していた町であることから「芸術の町」としての町興しに成功されております。町のアチコチにアートを感じさせる施設やオブジェが点在しておりまして、マルイチの面々はそんなアートな藤野が大好きなのです。例えばどんなオブジェや施設があるかと言いますと…
緑のラブレター
町のランドマークとなっている巨大な封筒のオブジェ。
中央高速道の藤野パーキングからよく見えます。
高橋政行さんという方の作品で、横幅は26メートルという巨大さ。実はこの封筒は開閉式になっているそうで、予告なく開くことがあるのだとか? 開封時に見られた人はラッキーですね☆
ふじのアートビレッジ
里山の中に静かに佇むアートギャラリー。
9つのギャラリーが扇状に立ち並び、周辺に在住する作家さんの作品を鑑賞できるばかりでなく、イベント時には作家さんとの触れ合いや作品の制作体験などもできるようです。食堂も併設されておりますので、デートやご家族でお出かけになっても良いのではないでしょうか☆
BC工房ふじのリビングアート
天然の木材を上手に活かした家具屋さん。
敷地内には不思議な建物も建っており、見ているだけで本当に楽しい気持ちになります。購入できるばかりでなく、自分で無垢板を使用したテーブル作成や椅子の座面張り替えができるワークショップなども定期的に開催されているようですので、遊びに行かれるならスケジュールをチェックした上で行かれるのが良いでしょう☆
ゆるゆるエコビレッジ
限界集落の廃工場を廃材を使ってリノベーションした謎の建物。
聞くところによりますと、様々なアーティストさんが思い思いの廃材を持ち寄って、お金を掛けずに少しづつカタチにされたのだそうです。イベント時には中にも入れるようで、いつも即満員だそう。一体中はどうなっているのか、興味が尽きない異空間です☆
カフェレストランSHU(シュウ)
敷地内に設置された作家さんによるオブジェの数々が目を引く飲食店さん。お食事はどれも美味しく、お店の方によりますとハンバーグやカレーは特に人気だそうです。店内にはグランドピアノがあり、あの綾戸智恵さんもコチラでコンサートを開かれてます。希少な藤野の地ビール「Jazz Brewing Fujino」もコチラで飲むことができますよ☆
以上、まだまだ見どころ満載の藤野ですがキリが無いのでこの辺で。
お出かけ先の選択肢の1つとして、藤野はぜひオススメでございます☆
【番外編|蔵の喫茶店ハシドイ】
藤野からお隣である山梨県の上野原市までちょっと足を伸ばして頂くと、蔵を改装した喫茶店「ハシドイ」さんがあります。コーヒーと一緒にお店の方が毎朝手焼きされてるシュークリームの組み合わせが最高です。たまに食事も提供されてますので、お食事目的で行かれる方はお店のフェイスブックをチェックされてみてください☆