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ファイントラック社製品のモニターレビュー
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 株式会社マルイチでは、国産アウトドアブランド(ギア&ウェアのメーカー)である株式会社ファイントラック様の高機能下着のモニターをお引き受けしております。

DRYLAYER

 日々山岳環境で仕事をしている我々が使用感を試し、それをファイントラック様にフィードバックする事により、商品開発・改良の一助として頂いております。

 極寒の現場でも汗をかく、しかも濡れない。薄くて軽い。通気性も良く常にサラっとしている。ファイントラック社の下着は今や我々の現場に欠かせないアイテムの1つとなっております。

 このページでは実際に使用している我々マルイチがファイントラック社様の製品の使用感などを季節ごとにレビューさせて頂きます。


当社の技術者全員で愛用させて頂いております。胸にはファイントラック様と当社のロゴがキラリ☆


ファイントラック座談会inマルイチ

 さて、本日は弊社の仕事着として採用させて頂いている純国産アウトドアウェアブランド「ファイントラック」の使用感について、弊社スタッフの感想を座談会形式でご紹介させて頂きます。

 客観的な目線が大切だと思いますで、座談会の仕切りはファイントラックに詳しくない外部の人、佐藤さんにお願いしました。

それでは佐藤さん、よろしくお願いいたします。

佐藤:了解いたしました☆
佐藤:まずはファイントラックについて、かいつまんで教えて下さい。
吉岡
吉岡

国産のアウトドアウェアブランドですね。

木村
木村

社長さんは元●ンべルの社員で「どうしても山のプロ用の高機能肌着が作りたい」って独立して立ち上げた会社さんらしいですよ。

関根
関根

レイヤーと呼ばれる5層構造がウリで、インナーからアウターまでそれぞれ1枚毎に機能が違ってて、状況によって重ね着の組み合わせを変えるんだよね。最大で5枚重ねで着るって事。

高柳
高柳

まぁ5枚着るのは冬だよね。今ぐらいの時期(9月)だとファーストレイヤーとセカンドレイヤーの2枚重ねくらいかな。僕が今着てるのはファーストレイヤーですね。

高柳愛用の青色ファーストレイヤー(一番下に着る肌着)
高柳愛用の青色ファーストレイヤー(一番下に着る肌着)

佐藤:実際に着用されてて使用感はいかがですか?
ハードワークをこなして汗だくの吉岡
ハードワークをこなして汗だくの吉岡
佐々木
佐々木

夏もいいし、特に冬は最高。

伸び易い素材でできてるから動き易いしね。

ポール
ポール

ファイントラックハ、イイデスヨ。

高柳
高柳

汗かいても下着が冷たくならないのがいいんだよね。汗が外に逃げて行くっていうのかな。木に登るだけで汗をかくけど、汗を逃がして戻さない。外側から汗が玉になって流れてく。

岡上
岡上

夏は雨が降ったら雨合羽を着るんですが、普通のインナーだと蒸れてビチャビチャ。気持ちが悪くなるけど、ファイントラックはずっとサラサラ。

吉岡
吉岡

僕は今日はファーストとセカンドを重ねてます。午前中すごく汗かきましたけけど、もう乾いてきちゃってますよ。ほら。夏でも長袖を重ね着してますけど、不快感とか全くないですよ。ホント。


佐藤:どれくらい前から着用してるの?
関根
関根

モニターになったのは2年くらい前からだけど、僕はもっと以前から着てる。
ファイントラックは丈夫。5年くらいずっと同じの使ってる。プロ仕様の製品だから高価だけど、もちが違うよね。

木村
木村

日本の繊維とか縫製ってしっかりしてるもんね。●ンべルとかだと中国とかベトナム生産が多いでしょ。ファイントラックは日本製、純国産だからね。他所のは長く使ってると縫い目がほつれてきちゃったりしますよね。

ポール
ポール

ボクモ、ズットツカッテルヨ。

サトーサン、クッキータベル?


佐藤:伐採の仕事以外でも着る事あるんですか?
全員ファイントラックでパチリ
全員ファイントラックでパチリ
関根
関根

畑仕事する時も着てる。

さすがに私服でお出掛けの時は着ないけどね。

木村
木村

運動する時に着ていると全然違いますね。

フットサルとか。

吉岡
吉岡

山のガイドさんとかもよく使ってますよね。

国産メーカーだから応援したくなる。


佐藤:夏でも長袖とか重ね着してて暑くならないの?
佐々木
佐々木

サラサラ感があるから重ね着してても不快感ないですよ。夏場は半袖のファーストレイヤーと、長袖セカンドレイヤーの重ね着が定番かな。

岡上
岡上

僕らは林業なので半袖だけだと傷だらけになっちゃうんですよね。毛虫も多いし蜂もアブもいますからね。だから長袖は林業のスタンダード。森に入るからには長袖長ズボンは基本です。

関根
関根

でも、佐々木さんはずっとアマゾンで暮らしてたから半袖だけでも大丈夫だろうけどね(笑)

佐々木
佐々木

僕だって半袖だけなら傷だらけになるよ!

色黒だからって、もぉ…(汗)

全員:あははは(笑)

苦笑いの佐々木(笑)
苦笑いの佐々木(笑)

以上、マルイチメンバーによるファイントラック座談会でした。

山に入る方、ファイントラックは本当にお勧めですので、ぜひお近くの取扱店でお買い求めになってみてくださいね。

 

https://www.finetrack.com/shop/


マイナス10度の吹雪の中で伐採作業。ファイントラック下着が大活躍。

JR北上線(岩手県)にて、杉の木のトップカット約50本を緊急でご依頼頂きました。
積雪1.5m、気温マイナス10度、最大風速15mという本来であれば施工中止の条件でしたが、鉄道の安全輸送の為に最善を尽くすのが我々の仕事。鉄道繁忙期のお正月前である事を鑑み、少々無理を押してお引き受けさせて頂いた次第です。

■ 極寒環境で1番怖いのは汗による身体の冷え。

正直申し上げて技術的にはさほど不安は感じておりませんでしたが、実は1番怖いのが汗による身体の冷え込みです。
マイナス10度の極寒の中でも20mの木ともなれば登るだけで汗をかきます。連続作業なら問題は無いのですが、鉄道林伐採は列車が通過する度に作業停止。その間5分から10分、隠れる場所もない20mの木の上で猛吹雪にさらされたまま。

通常であれば、1日3回着替えなくては真冬の作業は体力的に厳しいのです。汗をかき作業停止の間に体が冷え込み、体調を崩した事は今まで何度もありました。当現場は息も出来ない程の猛吹雪、しかも吹きっ晒しの木の上ですから着替えもできません。果たして冷え込みに耐えられるのか? 全くの未経験ゾーンでした。地元の職人達ですら「この環境で木に登り、木の先端だけ切るという作業が本当に出来るのか?」と疑いの眼差しで見ておられたほどです。


伐採は滞り無く完了。その秘密とは?

結論から申しまして我々の不安は全くの杞憂に終わり、伐採は何の問題も無く完了する事ができました。
ファイントラック社の高性能下着が威力を発揮、汗をかいた状態で待機していても体が冷え込む事がありませんしかもお昼ご飯を車中で食べている間に乾くので着替えもせずに済んだのです。

普通ならマイナス10度ともなれば着膨れして動くのも大変です。
しかしファイントラックですと上半身は一番下の「L1ドライレイヤ」、2番目の「L2べスレイヤ」、3番目の「ミッドレイヤ」、そして通常の冬用チェンソージャケット。下半身はL1・L2を履いた上に防刃用のチェンソーズボンの重装備でしたが着膨れする事も無く、動きが制約される事もありませんでした。

ファイントラックの威力を身を以て実感。

おかげ様で無事に伐採は完了しましたが、ファイントラックでなければどうなっていたことか。想像しただけでも背筋が寒くなります(ファイントラックを着ているので大丈夫ですが 笑)。ファイントラックの威力を身を以て実感出来た良い現場でした。

後日お客様より「厳冬期での特殊伐採のレポ−トを提出して欲しい」との御依頼がありましたので、ファイントラックの事も当然触れさせて頂きましたが、元請けの取締役の方が早速ファイントラックを使われているのを見て「してやったり」の気持ちでございました。

【施工場所】北上線和賀仙人駅構内
【施工期間】平成24年12月20日〜28日


特殊伐採・ウッドタワー工法の株式会社マルイチ|新潟・長野