カッティング講習会報告「カッティングは武道なり」

いつもマルイチのブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。

今日は樹上ポジショニングandカッティング研修会の様子をご報告します。

講習内容は下記のとおりです。

・カッティングの良し悪しはポジショニングで決まる

・安定ポジション=安全ポジション

・受け口はない方が良い

・材の動きに合わせた受け口の深さと角度

 

地上伐採では、腰を落としたり、膝をついたりして、一番楽な姿勢でチェンソーを構えることができます。それと同じように樹上でも、身体の軸を切る位置に合わせてチェンソーを構える事が大切です。そうすると、無駄な力が抜け、正しいカッティングが可能になります。

合言葉は

 

 丹田でチェンソーをとらえる

 

具体的には

・自分の重心をクライミングロープに乗せる

・チェンソーが丹田の位置に来なければ、もっと登る

・腰の向きをチェンソーに合わせる

・腰の向きが固定されるようにランヤ―ドを使いこなす

 

正しいポジショニングは

・疲れが軽減され、冷静な判断力が持続する。

・材の動きに合致した切り方ができる。

と安全作業につながる重要な技術になります。

 

 

 

 

 


 

伐倒力学の理論もしっかり学びます。

 

モーメント

支点、力点、作用点

落下エネルギー

 

頭もフル回転です。


 以前に比べ、カッティングが楽になり、疲れなくなった!

 

 トップカットが怖くなくなった!

 

 カッティングの力学的理論が解った!

 

皆さんから喜びの声をいただき、スタッフ一同感激しております。

二日間ありがとうございました。

 

今回、募集開始後、すぐに定員が満員となりました。

せっかくお申込みいただいたのに、ご参加できない方がいらっしゃり、申し訳ありませんでした。

次回のカッティング研修会は11月3日・4日です。

既に数名の方からお申し込みを頂いていますので、

参加をご検討されている方はお早目のご連絡を頂ければ幸いです。

 宜しくお願い致します。